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日々のレイアウトの記録
やさしさは、両腕では抱えきれない大きさを持て余すくらいが丁度いい
華に憧れ、香りのない躰をディオールで仕上げるコルサージュ
傷つきたがりの心に柔らかく触れるもの
記憶の片端をリボンで括り、知り合う前の君に花を贈りたい
名前のない星にも成すべきことはあって、青の深いところで今日も惑う
ひなたの眩さに長き日のくずれる、思わせぶりな目をして通りすぎてゆく
詠み人知らずの文明が生い茂る
ぼくの髪に絡みつく不器用な蔦は、君の筆跡を模して、ほろほろと滅んでゆく
誰かを鎮めるため、長い祈りとともに焚べられた清冽なる青である
失われゆくものへの追想による形而上学的不安の臨界、斯くして死に至るまで
ゆくりなく緑色に透ける上等の光がレースのように空気を揺らしたので
朽ちることは疎か、咲くことさえも制御不能で、どうにもこうにも誇らしいね
愛の中枢から髄を取り出し、今は亡き過去を癒やすのだ
悪趣味なほどしめやかな夜の目前
緋色の縁を結わえるように、さらば、更々、絢の絲
清風高節、凛々と澄み、玲々と鳴る
どうせ恥知らずの心、薄明かりを帯びた夜をほどいてゆく
柔らかくて傷つきやすい生き物のミメティスム
薄い硝子の空の果てから、至ってやさしい雨の切れ端、君の足音が聴こえる
昨日の夢も明日の雨も今日の彩り
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