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日々のレイアウトの記録
生命のレシピ、寄る辺なき旅路、フラスコの中の宇宙、雲をも掴むような禁忌
この北風が止む頃、春を届けにゆくから待ってて
いついかなる時も無垢な君たちのために、聖しこの夜を今ここに宣言する
青空が雲の切れ間から会いたいと叫ぶように
夜間飛行、雲の果てにて花を狩る
死にたがりの君には不届きの罰として千年先の約束を贈る
永遠の命だなんてありふれた嘘で僕のことを油断させた罪
冬の夜は長いから、モヘアみたいにふわふわに、吐き出す言葉の熱でくるんで
君が灯した火が爆ぜる、少し暮れた香りに泣いてしまいそうなコンフォルタ
針のない時計とガジェットの持ち腐れ、賢く生きるのも億劫だ
この身に過ぎたる幸いを赦したまえ
美しさの周回軌道を行ったり来たり、未だ見ぬ昨日に至る道
蜂蜜色の想い出を燈すとき、其の行く末に宿るもの
蒼ざめた花を水精に喩えて、ついに囚えることのできなかった冬の尖
目眩に似た眠りの底に在って、善でも悪でも無いもの
指先から透きとおり、不自由な微熱を孕むように
澄んだ空を慕うようにあたたかく灯る冬だった
空に花、海に月、やわらかな躰を満たす濃くて甘い水の噺
サテンに包んで可能性を贈るよ、君が少しも信じようとしない薔薇色の未来より
因果を溶かす魔法みたい、ほらね、ミルキーグリーンに盈ちる空
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