Bar Zirconia
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日々のレイアウトの記録
疑いなく、涙越しの世界は繊細で優美だ
気づかぬうちに溶けあって、ひとつになれたらきっと幸せ
演算で解き明かせるような、そんなに単純な世界じゃないんです
コズミック・ノスタルジア、人類がまだ地球にイた頃ノ暮らシの再現ヲ試ムル
深夜に偶発するエラーはさながら現代のファンタジーだ
見様見真似の天地創造
君の眸に映らない我が身から、魂の不在を連想する
王冠代わりの蔕をはずして、ぼくが飾られるはずだった場所をあとにする
もう子供ではないことの証に、徒らに撃った命への罪滅ぼしに
螺子巻きがきっかり十二回の刻を打ち、この手に落ちる春色の月
夜の静寂に咲う花あれ、一寸先も春は春
いつまでも無くならない一粒、溶けるのを待ちかねて噛みしめるみたいに
生まれたくて必死のその色を、失敗だなんて言わせない
傷つきやすい唯一絶対の無邪気を、特別にやさしく包み、絡め、守ってあげる
何かを生みだそうとする正義を盾に、ただ硬い殻で己の身を守るばかりだ
君の大切なものを壊す僕のことを忘れないで
季節が終わろうとする頃、始まりばかり気にして、僕はほんの少し薄情になる
四月某日、やさしい夢を見た、春の幻想かな
日常から落ちこぼれた光のようにごく当たり前に結び付きたい
かつて置いていったものに置いてゆかれる、仕返しのように置き去りにする
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