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日々のレイアウトの記録
駄々の代償に、燐火に成りすまし、昏く落魄した幻世を照らし出す
薄様の頁をめくるような優しすぎる手付きで、夏が名残を惜しむだけ
目に視えないものの手触りを光と風で教えてあげる
僕らは互いの未来を予言するように、呪い呪われ、過去に君臨する
ラムネ瓶の底から君を見ていた
不意打ちの光に堕ちてゆく、嗚呼、一斉に花ひらく
視線の先にあるべきものを誰もが期待するけれど、偶には大地を見つめたりする
夏の真ん中に歓びを集めて、どうしたって眩しいから、ひとおもいに咲いて
何処へ行くにも繋いでいた手さえ、すっかり思い出になってしまったせいで
守ってくれてありがとう、今度はわたしが守る番
心の中で煮詰めたとっておきの秘密は、檸檬よりも苦くて、蜂蜜よりは甘くて
ぼくの好きなものが何ひとつ欠けることなくまだ此処にあった頃
斯くして君の手はたおやかに僕の片目を覆い、憂き世を可視と不可視に等分した
焰を透かすほどの熱で永遠さえ爛熟する
記憶の端々に音を刻みつけるに申し分のない夜
水溶性の愛も破れかぶれ、罪滅ぼしの人魚掬い
琅々と弾け散る夏の裏側、線香花火が堕ちる音
暮れゆく金魚鉢のマティエール
人よりもほんの少し早く、この世界の真理に気がついてしまっただけ
どうか永遠などに成り果ててくれるな
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