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日々のレイアウトの記録
いま当たり前に棄ててしまうそれは、あの頃手に入らなかった小さな憧れ
光の中でしか生きられないという錯覚
光ごと溶けだして滲む、自分の美しさを知らぬまま揺れる
日々の小さな退屈で気持ちよくなることだって出来るよ
途切れる会話さえ心地のよい小春日和
東の街に陽が沈む頃
葡萄酒の底に沈澱するグレイス
内緒でいただく秋色の陽射しは、ゴールデンシロップより甘いので
身の程知らずを道連れにして、失せ物探しの旅をしている
華に昏れる千年王国
ほどけたリボンを結び直して、モノクロームでそっと目隠し
揺蕩う百年の残り香
夢であれかし、幽玄の明くる秋
きっと今夜は上手に眠れない
ぱちぱち弾けるスピリッツのお祭り騒ぎ
うすい唇に赤をのせたら、少女で在るのはおしまいだ
面白きこともなき世の道化の戯れ
其れは孵化を待つ声であったり、風化してゆく歌であったり
アポトーシスの果て、シャーレの底で小さな宇宙を育むように
時計を壊して、この一瞬が永遠であるように
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