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日々のレイアウトの記録
会えないひとになるだけの話で、さよなら以外に贈る言葉なんて無かった
太陽の色を拾い集める、大切なものが増えてゆく
肉体の蠕動を伴う生命維持活動を厭い、植物に憧れた君の成れの果て
羽みたいなもので装うだけで、未熟な僕らも天使になれる
潤うのは涙に濡れる水蜜桃の頬ばかり
正しさについて考えていたよ、今更ながらなんて清らかな夜だ
いつか君に正されることを祈る自由があるので、私はまだ安心して生きてゆけるのだ
クリームに仕込んだジンジャーの香りが、眠れる冬を揺り起こす
冬は厳かなスパイスの季節
いつか僕たち、出せなかった勇気の話をしよう
明日の我が身と引き換えに世界から忘れられてゆく
宇宙の果てから幾億の時を経て届く光と、すぐ目の前にいる君に届かない想い
何度でも新しくなるために、たった数秒のことだけれどそれだけで完璧だった
少しずつ崩れてゆく思い出の輪郭を、成す術もなく眺めていた
あの日、僕らが憧れた宇宙の一番深いところ
夜が歪む前、誰の手にも届かない枯生
なのでわたしは空想、幻想、理想を重ねて、不可触の繭を編み上げる
何人たりとも飢えて果てることのないように
其れは寓話の本質とも云うべきフォビア
柚子香る、実りの秋の金色御膳
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