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日々のレイアウトの記録
ほんの少しの休憩に没頭してしまう季節
逝ってしまった夏の名残りに、終わりかけの命を喰べる
遠い異国の朝、君がついた溜息が、対流圏に渦巻く熱帯性低気圧となり、いつか私に雨粒を叩きつける台風n号と呼ばれる
明日咲く花を今日摘んで、少しずつ何かを失くしていくように
咲きすすむ季節は、淋しがりを誤魔化すように花で着飾る
悠い記憶の奥に搖らぐ、君たちが未だ夢見がちな少女だった頃
真実は浮世を泳ぐ一匹の朱い魚のようで
この燈火は移ろう季節のための道しるべ
絶唱、此れより先、一歩も踏み入るべからず
無造作に撃ち込まれた弾丸みたいに、ハートに風穴、愛の一撃
いとせめて懐かしい、未だ逢う前の誰かが歌う聴いたことのない唄のこと
遠いから惹かれるのだろう、今は昔のお伽噺
月待ちに、咲けや酒やでもう一献
散りばめられた嘘の中から、星を探しだす遊びに夢中なんだ
熱帯夜に点滅する君のバイタルがまるで誰かの忘れ物みたいで
非凡になりきれない僕らは常緑の雑音の中で今日を看取るのだ
力を込めないシルクのようにするすると流れてゆく光のレーゾンデートル
大切なものを選ぶ覚悟と、選ばれなかった想い出について
ユーモアの果てのでたらめな世界
心地よいものとそうでないものが雑多に組み合わさることで形を成す夢を「日常」と呼ぶ
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