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日々のレイアウトの記録
味比べ − 野菜たっぷり淡口醤油
項垂れた横顔に光さす、その兆しだけで僕は、せめてこの手が届く限りは
凍りついたのはほんの一秒、忘却の空は晴れない
昨日と明日とが混じり合い、さらさら褪めた憂いの中を、無口な魚のように游ぐ
素知らぬ顔で、掛け替えのないふりで、この熱を冷まさないで
深夜、不完全な幻を見て、なけなしの無垢をかき集めるのが大人たちの美学
何かを欲しがる自分を認め、手に入らないものの煌めきを抱いて眠れ
一番長い夜を終え、己の美しさを知らず揺らめく、君はもう大丈夫
光を透すことでしか直視を許されない、叶わない望みだって、あって然るべきだ
堆積するフィクション、挙句の果ての駄々、尽くすべき言葉は沢山知っている
一切、入り組んだ文字に置き換えるほど、切実で退屈な虚構に成り果ててゆく
書き留めそこねて消えてしまった名文句、煌めくのは今一瞬のひかり
1から10までゆっくり数えて、それから思いを口にする、余白の多い書物のように
凍てついた空気を吸いながら高鳴ってゆくだけ、心の臓を、溶かしてしまいたい
森羅万象の斜光、異物として美しき風合いを乱し、世界に深い裂傷を剞む
譲れないたった一粒があまりに貴いので、眩々、何も視えなくなってゆく
何の拠り所もなく、せめて模範的に幸福であろうとする
暮らしてゆくということは、世界から少しずつ色と形を選び取ってゆくこと
最期まで誰のものにもならなかった君が形容する冬らしからぬ冬が好きだった
空気の隅々まで熱に浮かされた愛に満ちて、すべて誰かの希望の余燼
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