Bar Zirconia
Livly Layout Laboratory
Layout
Livly & Hom
Fanart
Event-report
検索
Layout
日々のレイアウトの記録
哭けば啼くほど輝度を増す金糸雀の泪
一人でいることが幸せになってしまった君に、なんとなく触れていたいだけだよ
君の涙は綺麗だから、お願い、僕のために泣いてよ
ある瞬間の、その直前、世界を壊してみたかった、つまり愛してみたかった
大きく広げた夢のテキスタイル、形を成したら、すべて君にあげるね
できることなら君と空っぽの恋がしたいよ
明日を語らずにはいられない、そんな祈り方もあった
灯りに引き寄せられた星と星を、彼らは泳ぎながら線で結び、神々の挿話と成す
敵も味方もなく、君と僕しかいない、そんな時代の灯火
傷口から未熟な果実の香りを放ち、まるで今、新しい出会いのように
最後に笑って終われるような、やさしい日々ならちょうど良かった
些細なことでも知りたいという気持ち、感動を分かち合いたいと思うこと
そのようにして創られた神話の入り口にいま僕らは立っている
いつか置き去ってしまった曖昧と模糊を再び望まなくてもいいように
哀しみの種は要らない、結ぶ実が無くとも、花なら幾らでも咲いている
自意識を脱ぎ捨てて、裸の心と躰だけ、君にもそんな夜があるといい
シャボンみたく弾けて、全て水で流して、唄を口遊みながらあとは明日に任せて
通り過ぎてゆく明日を記憶の端に縫い止め、正しさを探る気まぐれな糸筋
優しく抱き締めて、柔らかく終わらせて、わたしがわたしであるうちに
風はまだありのままに鋭利、朝の汀に打ち上げられる星々
«
Previous
Next
»