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日々のレイアウトの記録
明日の我が身と引き換えに世界から忘れられてゆく
宇宙の果てから幾億の時を経て届く光と、すぐ目の前にいる君に届かない想い
何度でも新しくなるために、たった数秒のことだけれどそれだけで完璧だった
少しずつ崩れてゆく思い出の輪郭を、成す術もなく眺めていた
あの日、僕らが憧れた宇宙の一番深いところ
夜が歪む前、誰の手にも届かない枯生
なのでわたしは空想、幻想、理想を重ねて、不可触の繭を編み上げる
何人たりとも飢えて果てることのないように
其れは寓話の本質とも云うべきフォビア
柚子香る、実りの秋の金色御膳
いま当たり前に棄ててしまうそれは、あの頃手に入らなかった小さな憧れ
光の中でしか生きられないという錯覚
光ごと溶けだして滲む、自分の美しさを知らぬまま揺れる
日々の小さな退屈で気持ちよくなることだって出来るよ
途切れる会話さえ心地のよい小春日和
東の街に陽が沈む頃
葡萄酒の底に沈澱するグレイス
内緒でいただく秋色の陽射しは、ゴールデンシロップより甘いので
身の程知らずを道連れにして、失せ物探しの旅をしている
華に昏れる千年王国
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