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日々のレイアウトの記録
麗糸に魅せ掛けた檻は、罪なき者のための揺り籠
白い光は命のしるし、いずれは燃えるひとの屑
夜を満たす星に心震わせながら、明日の朝の光に想いを馳せる不埒
闇雲の愛に染まれ、心の臓を穿つ激情
祈るのに似た手管で籠絡、円満の灯りと、金色の華
青い涙を摘んで、指先に残るオレンジの香り、夜にも夢にも成れなくてごめんね
眠れぬままに迎えた冬の黎明にはショコラ・ショーが大変よろしい
新しい光を噛みしめる、わたし、そんな色は知らなかった
想いの行方は唇ではなく、覚悟の調わない左胸、心臓のちょうど上あたり
堅牢なる自己愛と、其れをひた隠すことでしか成り立たない紲
絶世と謳われたかった誰かの自画像
疑いもせず手を伸ばし、浅はかを代償に何を祈ろう
いつまでも変わらないはずのものさえ、指先にさよならを玩びながら
昨日よりずっと冷たい風のなか、春を探して、花を咲かせて
これは秘めやかな蜜の色、僕らが放つ芳しき罪の香り
グラム幾らで量り売りの愛なんかのために今日も命を削る
低迷する今を揺るがせるのは君だけなのだ、劇毒の一言を待っている
君が心の底から求めているものを餌にして、惹きつけて、搦め捕ってあげる
咀嚼、嚥下、或いは同様にして、余さず君とひとつになりたい
選ばなかった道の果ての青に僕らは未だ囚われている
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