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日々のレイアウトの記録
ゆくりなく緑色に透ける上等の光がレースのように空気を揺らしたので
朽ちることは疎か、咲くことさえも制御不能で、どうにもこうにも誇らしいね
愛の中枢から髄を取り出し、今は亡き過去を癒やすのだ
悪趣味なほどしめやかな夜の目前
緋色の縁を結わえるように、さらば、更々、絢の絲
清風高節、凛々と澄み、玲々と鳴る
どうせ恥知らずの心、薄明かりを帯びた夜をほどいてゆく
柔らかくて傷つきやすい生き物のミメティスム
薄い硝子の空の果てから、至ってやさしい雨の切れ端、君の足音が聴こえる
昨日の夢も明日の雨も今日の彩り
忘れかけていた秘め事が、思いがけない場所で人知れず潤むように
古い細胞が新たになる、その刺激だけは価値だった
現実はどこか遠くて、非日常が当たり前、金色の夢を見てしまう
哀楽の全てをひとまず投げ出し、君は無垢であれ
其れでも満ち足りていたんだよ、傍に君が居なくとも
その光に触れたときの気持ちを微熱と名付けて、失わないように温めておく
なにが嘘でどれが本当やらわからなくなって、君が何度も問いただすせいで
黄金の瀬戸際、白銀の淵、人の生きる世はまだ青い優曇華の香り
知る必要のなかった定理のせいで、世界はますます鮮やかに君の腹を満たす
あらゆる知と血で研き究めた、これがわたしの総てです
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