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日々のレイアウトの記録
泳ぎたい空が見つからなくて畳んだままの翼
どんなに進歩を遂げたって、こんな伝え方しか知らなくて
折り目正しく、片手間に、広すぎる空に自らを投げ入れた将来有望の僕ら
誰より遠いようで、君よりずっと近く、この距離のおかげで遠回りができる
思い出すことと忘れることを繰り返しながら睡る
君の心、明くる春、その指先を僕は光の中に見届ける
変わるものを恐れず変えることを厭わず、私の幸せの糧となってよ
君が易々と毟り盗った其れは、僕が劣等に喘ぎながら漸く見出した仄光る詩
感情のありったけを吐き出したとき、言葉はただの文字に還るのだ
こんな場所に心を置き去りにしてはいけない
その涙、いずれ訪れる絶望のために取っておく
すえの露、もとの雫、さらば遊色、またいつか
大気から溢れ、大粒で落ちるほど、其れが重たいことを僕らは知っているから
暗闇のうちに奇跡を探したりなどしないよ、僕はとても聡明なので
光の落ちた先にうずくまる未だ見ぬ過去と忘れ難き未来が在った
読むことと書くことに必死だったあの日の自分を食いつぶすように生きている
其れはどうやら誰かが何かを忘れようとして綴った言の葉
口の中でサヨナラを錆びつかせるひとの数だけ冷めてゆく珈琲
肚の奥に虚ろを抱えたまま、いつとも知れぬその時を待つの
白日の下でしか見られない夢がある、まるで海みたいな、あれは空じゃなかった
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