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日々のレイアウトの記録
彼が教えてくれた珈琲の淹れ方だけが、この世でただ一つ価値ある知恵だと思う
知らないふりも限界で、本音が溶けて溢れ出す、季節外れのラヴァ=ケーキ
胸のうちに堆積する祈りと願いを熱に換え、猛き大地の如く咆哮する
今更そんなことで泣いてしまうほど強くも弱くもないつもりだよ
千年後の二人を吟ずる、触れるか触れないかの手付きで
君の不在を抱きしめて、今日も僕らは独り上手
君は君の隅々まで行き渡る感動によって日々美味しくなるのさ
君が住む街の夜はあまりにも明るいと聞くから、僕の国の星を少しだけ贈るよ
海の言葉に脈絡はなく、負けじと僕は喪失を奏でる
はじまりの光を味わうために、幾多の分岐を遡って今ようやくここに居るよ
なんでもない木曜日、何者でもない僕たちは
顔も知らない君と交わす「おはよう」に救われていたあの頃
与えられた運命を否定して、僕は主人公であることを諦める
あの頃の僕たちに、さようならで染め上げられたこの茜空を伝えたい
重ねるだけならなんでもないよ、溶け合わせるのが難しい
まだ終わらない夏を溶いて、彼方に馴染んでゆく憧れの色
夏がくれるものはどれも真っ直ぐで良いね、背伸びしてようやく君に届くよ
いつだって本物で、強いひと、美しいもの、地上の奇跡であろうとする
惑星が響かせる音を五線譜に書き起こした音楽は、きっと君の声に似ている
体と心をきっちり使い切ってから報われる犠牲もあると信じている
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